2017.11.2

傷病野生鳥獣保護ボランティア

 

 

傷病野生鳥獣保護ボランティア★ツグミ・ヤマガラ・マガモ・コノハズク・・・・

 

 フラワーヴィラには、これまでいろいろな種類の鳥たちがやって来ました。自然界で生活することがこれ以上は無理と判断されて、人間の手によりその命を全うするまで、保護をすることを前提に委託されるものです。自然界に戻せるものは、その方法をとりますが、それはなかなか難しい状況です。

 

 

 ほとんどが動物病院経由で、深谷市や熊谷市などでは埼玉県北部環境事務所より、該当の傷病野生動物保護ボランティア宛に連絡が入ります。傷病野生鳥獣をお預かりする時には、埼玉県より保護依頼書が届き、お預かりした動物たちが亡くなった時には、報告することになっています。ずいぶん前には、このボランティアは「傷病野生鳥獣の里親」と呼ばれていました。

 

 

 私も、20年以上この活動を行っていましたので、フラワーヴィラでも登録をして預かることにしました。こちらは、24時間体制で職員がおりますし、異なる分野だとしても、看護師、介護士、機能訓練指導員、栄養士もおりますので、保護された動物たちが生活するためには、ある意味、好ましい環境といえるかもしれません。

 

 

      

 

 

 

 過去において、白内障を患っていて、自然界では、生きながらえることは、かなり厳しいといわれていたヤマガラが、4年ほど元気に生きたことがありました。” ピーちゃん”という愛称までいただき、職員や面会者に可愛がられました。天気の良い日には、いい声で鳴いていたのを懐かしく思い出します。

 

 

           

 

      ☆ヤマガラの ピーちゃん

 

 

 

 ちょっとと珍しいものでは、コノハズクもやって来ました。片目が、損傷していたため、やはり、自然界に戻すことは無理でした。”フクちゃん”と呼ばれて、人気者でした。食事は生肉が好きだったので、厨房の残りものをいつも分けてもらい、残された命を、全うしました。

 

 

          

 

   ☆ コノハズクの フクちゃん

 

 

 グループホームの中庭では、マガモを保護していたことがありました。羽を損傷していたため、飛翔が困難な状態でした。保護された広い空間の中庭で、グループホームの入居者さん、職員、面会者、ボランティアさん達に可愛がられ、かなり長く生活をしていました。亡くなったときには、皆がとても悲しみ、寂しがっていました。

 

 

               

 

  ☆マガモは、サマースクールに訪れた幼稚園児にも人気でした。

 

 

 

 その他、ツバメ・スズメ・ヒヨドリなども保護されてフラワーヴィラにやってきたことがあります。 

 

 

 タヌキは、二度ほど保護しました。1匹目は、自動車に轢かれて、後ろの右足を切断された状態のもの、そしてその後に来た二匹目は、赤ん坊のタネキでした。赤ん坊のタヌキは、たぶん親が事故かなにかで、いなくなったため人間に保護されたようです。このタヌキも、ミルクを与えることから始めて、大きくなったとき、自然界に戻すことを何度か試みましたが、なかなか難しかったものでした。”たんたん”という愛称で呼ばれていました。

 

 

             

 

    ☆タヌキの “たんたん”

 

 

 

 そして、現在、フラワーヴィラの玄関で皆さまをお迎えしているのは、ツグミです。これは、愛称ではありません。やはり、片羽を損傷していて、自然界にもどすことは、不可能なようです。ほとんど鳴きません。口をつぐんでいるようで、鳴き声がしないから、この名になったという説があるくらいです。でも、水や餌がなくなると、”グチュグチュ グチュグチュ”と小さくつぶやくような声を出して催促をします。この鳥は、何故か、ツグオと名付けられています。

 

 

              

                      

☆ツグミの ツグオ