2017.10.15

足を痛めて・・・初めての杖

 

 

 

 今年9月初め、左足関節に違和感を覚え、一週間後には、その痛みで、左足を地面につくことが出来なくなってしまいました。車の運転には支障がありませんでしたが、立ち上がる時、足を床につける度に痛みが走りました。階段の上り下りも辛いものでした。仕事がありますので、職場を休むわけにもいかず・・・幸い、老人ホームが職場ですから、足を支える杖など、よりどりみどりです。おかげ様で、それぞれの杖の特徴や、便利さを勉強させてもらう良い機会となりました。

 

 とりあえず、歩行用に四点杖と、車の乗り下りや携行に便利なように普通の杖を借り受けました。二階への移動の際は、階段に手すりがあるので、今更ながらですが、重宝しました。私の痛々しく足を引きずって歩く姿を見た、老人ホームの入所者の方々から、励ましと、慰めの声をかけていただいた時には、思わず恐縮してしまいました。

 

 私の痛みの原因は、どうやら、膝の半月板を何かに当ててしまい、それが原因で、腫れが始まり、養生しなかったため、悪化させてしまったようです。3週間ほど治療を続けていけば、元に戻るとのことでした。確かに、1ヶ月経過した今では、杖を使用せず、支障なく歩行することができるようになりました。

 

 思いがけず足を痛め、改めて健康の大切さと、老いることの世界を垣間見たおもいでした。いつかは、必ず、平等にやってくる「老いる」ということ。切なくて、悲しいことですが、避けて通れない道です。そして、その延長線上にある死もまた然りです。

 

 「あと何年生きられるかな?」と考えると、残りの年数が少なすぎて慌ててしまい、取り乱してしまいますし、辛いですから、「毎日を出来る限り楽しく過ごそう」、「一日一日を充実して過ごそう」と考えた方が良いかもしれません。不安になったり、悩んだりしなくてすみそうですから。その日々の延長線上に、必ず「その日」はやって来ます。人々に、あまねく平等に。